まいど、慶應卒ニートでやらさせてもらってます、けむにまくおです。
今回は「黒担々カレー」という気になるレトルトカレーを見つけたので、これをレビューしてみたいと思います。
今回食べてみたのは、
ハウス食品「選ばれし人気店」シリーズの「かえる食堂 黒ごま香る黒担々カレー」というカレーです!!
こちら池袋近くの「かえる食堂」(食べログ評価3.78!!)というお店の味を再現したものだそうです。
辛口だとは知らなかったぜ
早速、湯煎して中身を出してみると、、、少し黒めのルーと「担々」の香りがお出ましです!
このにおいどっかで嗅いだことがある、、、、、、!
そうか、、、
麻婆ナスだ!!!
花椒*1をいっぱい使って麻婆ナスを作ったことがあるんですが、そのときキッチンで嗅いだのと同じにおいがするんです!!
もうこの時点でこのカレーの本格さが窺えます。
で、ルーを食べてみると、じわじわと辛さがのぼってきます、、、、、あ、辛っ!!
スーパーでこのカレーを見つけたとき、「黒担々カレー」というキャッチーなフレーズでよく確認してなかったのですが、これ、ハウスの辛みレベル最高の5なんですね!!!どうりで。
私は額に汗しながらカレーを食べてます。
▲ルーの中には唐辛子も仕込まれていました。
ただ、世の中には口に入れた瞬間、甘いのかしょっぱいのかも分からなくなるような辛みがあると思うんです。
それとは違って、ちゃんとうまみを感じる隙を与えたあとに、花椒のしびれるような辛みを畳み掛けてきます。
なので、普段カレーは「中辛」の私でもまだ味わって食べることができました。
でもまあ、いずれにせよ口中が軽く麻痺しますわな笑
根菜類の存在感パねぇ
で、もうひとつユニークだなと思ったのが、このカレー、煮物みたいな感じがするんです!!
というのも、具材にごぼう、れんこん、たけのこが入っており、その根菜類の主張が結構強めなんです!
▲ごぼうは大きめに入っています。
先日、スーパーで「筑前煮」という煮物を食べたのですが、具材はほぼほぼ一緒ですわ。
もう、カレーを食べてるのか筑前煮を食べてるのか分からなくなるくらい、根菜の存在感があります!
味の想像がつきにくいと思うので、どんな味か例えてみますと、、、、
地域の子供会の炊き出しかなんかで煮物を大きな鍋で作っているとき、小学二年生の子供たちがカレー缶(辛口)をボールに見立てて鍋の周りでラグビーごっこをしているんです。
しかし、ある子がスクリューパスを放った拍子に、缶の中身が全部出てちょうど鍋に入っちゃうんです。
もちろんその子は泣きますね。
大人たちは、もう今から煮物を作り直すのは無理だから「カレーとして仕上げちゃおう」ってなったところに、缶ビールで酔っ払った父親たちが悪ノリで「もっと入れちゃえ」と唐辛子などを鍋にぶち込むんです。
で、できたカレーがこれ、、、ていう感じの味ですね。
でも、子供たちは辛すぎて泣くっていう。
本格的な辛さと意外な和風の風味が共存したユニークな一皿ですぞい!
私はおいしいと思いました!
(Amazonのレビューを見た感じだと好き嫌いが分かれるみたいです)
うま辛いカレーが好みの方、カレーと煮物を一緒に食べたい方にオススメです!
ちなみに、このハウス食品の「選ばれし人気店」シリーズのレトルトカレーは、電子レンジだけで加熱が可能になってます!
コロナウイルスの影響で学校から締め出された子供たちのお昼なんかにも、火を使わず食べられるこのシリーズはぴったりですね!
まあでも、この「黒担々カレー」きっと子供は食べられないです。
《参考》
- ハウス食品「選ばれし人気店」商品情報ページ
- S&B「花椒(ホアジャオ)を使いこなそう! ミニ講座&おすすめレシピ」
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*1:「花椒(ホアジャオ)」は中国料理でよく使われる山椒の仲間の香辛料で、しびれるような辛さが特徴です。「麻辣(マーラー)」という言葉がありますが、「麻(マー)」はこの花椒の辛さのことを指すようです(S&B「花椒(ホアジャオ)を使いこなそう! ミニ講座&おすすめレシピ」を参照)。