花粉症に「じゃばら(邪払)」とかいう柑橘が効くんだとか
まいど、慶應卒ニートでやらさせてもらってます、けむにまくおです。
まだまだ凍えそうな日が続いてますが、日の長さで段々と春の気配を感じるワイであります。
ウェザーニュースなんかを観てるともう花粉飛散予想なんかが出てたりするんですよね。
花も鼻水も満開の季節がもうすぐそこですな!!
さて、そんな今回は花粉シーズンに役立ちそうなグッズを見つけましたぞ。
それがふみこ農園と近畿大学が共同開発した「じゃばらちゅあぶる」(30g)というタブレット菓子。こちらは花粉症に効くと話題の柑橘「じゃばら」の果皮が使われたお菓子になっているんです。
そう、これ花粉症持ちの方には必見のアイテムかもしれないんですよ!
「じゃばら」とは
そもそも「じゃばら」とは、日本で唯一の“飛び地”和歌山県北山村で発見された幻の柑橘とのことです。「鬼も逃げるほど(邪気を払うほど)酸っぱい」ことから「邪払」と呼ばれていた*1んですって。
▲「じゃばら」で検索して出てきた画像。
始めはある村民の敷地に生えていた、柚子でもスダチでもない1本のへんなみかんの木。これが後に新種であると判明し、北山村は村を挙げてこの「じゃばら」を栽培するようになった*2そうなんです。
そして最近では、このじゃばらに含まれる「ナリルチン」という成分に花粉症の症状を抑える効果があるとして注目されてるんですって。
花粉症ひいてはアレルギーというのは、体内に侵入してきた異物を排除する「免疫」の過剰な反応のこと*3みたいですね。その際、細胞から放出されたヒスタミンなどの物質が目や鼻の神経・血管を刺激し、鼻水やくしゃみを引き起こすんだそうです。
「ナリルチン」には、そんなヒスタミンなどの物質の放出を抑える働きがある*4んですって。
また「ナリルチン」には、アトピー性皮膚炎、アレルギー生気管支喘息、アレルギー性鼻炎など「I型アレルギー」への効果も期待できる*5らしいですよ。
実際に北山村が2021年に行った花粉症のモニター調査では、じゃばらを摂取することで82.6%の方が効果を実感された*6とのこと。
さらに、被験者からは、
「半信半疑でしたが、確かに症状は軽くなりました。(60代以上女性)」
「目のかゆみは九割減、喉のトラブルは八割減、鼻水は九割減、事実上花粉症を自覚しないで済んでいます。(50代男性)」
なんて声もあるんです。
この果物、わりとガチなんじゃないでしょうか!?
「じゃばらちゅあぶる」食べてみた
今回の「じゃばらちゅあぶる」には1粒当たりナリルチンが約3.3mg含まれており、5粒で1日に必要な摂取量をとれるようになってます。
▲直径2cmほどの大判ラムネみたいのが21粒入ってました。
食べてみると、ミントの中にほのかな柑橘の爽やかな味がある感じ。
え、この味好きかも!
じゃばらのどぎつい酸味を予想してましたが、これなら毎日続けられますな。
ワイ自身スギの花粉症ではないものの、常時鼻炎気味(←ぴえん)なのでこれ常備しとこうかしら。
「じゃばらちゅあぶる」の口コミ
ちなみに、この「じゃばらちゅあぶる」のAmazonレビューを見てみると、
などあまり効果を感じられない方もいるみたいですね。
しかし一方で、
など、効果があった人にはしっかり効き目があるようですね。
薬を飲まなくてもいいってスゴくないか!?
長年花粉症に悩まされてきた方、じゃばらを試してみるといいのかもしれません。
今回のタブレット以外にも色んなじゃばら商品があるみたいなので、チェックしてみてはいかがでしょう??
▲今回のボトルの3倍入ったお得用の90g入りです。
▲サプリタイプの商品です。
▲シンプルに果汁なんてのも。
▲手軽なのど飴もいいですね。ただ、これは花粉症というよりも季節の変わり目の喉に効くみたいです。
なお、和歌山県北山村は毎年じゃばらの花粉症モニターを募集しているみたいです。抽選で選ばれると、無料でじゃばらの果皮粉末のモニターアンケートに参加できるとのこと。興味がある方は応募してみては?
▲2022年は2月4日〜2月22日まで応募受付中。
《商品情報》
じゃばらちゅあぶる
- 加工者:株式会社 ふみこ農園
- 内容量:30g
- 賞味期限(参考):2022年1月25日購入したもので2022年9月11日まで
- 栄養成分(5粒[7.5g]当たり):
エネルギー 27.5kcal、たんぱく質 0.06g、脂質 0.23g、炭水化物 6.29g、食塩相当量 0.19g、ビタミンC 47.4mg
(ナリンギン、ヘスペリジン、ナリルチンも含まれてます)
《参考》
- 伊藤農園「ジャバラ・柑橘のことなら『みかんな図鑑』」『伊藤農園のみかんな図鑑』
- 和歌山県北山村「【2022年じゃばら花粉症モニター】和歌山県北山村がじゃばら花粉症モニター1000名を大募集」
- 日本じゃばら普及協会「ナリルチンの働き」
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*1:伊藤農園「ジャバラ・柑橘のことなら『みかんな図鑑』」『伊藤農園のみかんな図鑑』を参照。
*2:北山村「【2022年じゃばら花粉症モニター】和歌山県北山村がじゃばら花粉症モニター1000名を大募集」を参照。
*3:エスエス製薬「花粉症のはなし ~原因とメカニズム~|アレジオン【エスエス製薬】」を参照。
*5:伊藤農園「ジャバラ・柑橘のことなら『みかんな図鑑』」『伊藤農園のみかんな図鑑』を参照。
*6:1日1g程度のじゃばら果皮粉末を2週間ほど摂取した後、花粉症への効用を答える調査だったそうです。調査の詳細については(https://kitayamamura.net/kafun2000/result/index.html)をご覧ください。