まいど、慶應卒ニートでやらさせてもらってます、けむにまくおです。
暑いですよね。
もうやんなっちゃいますよね。
こんなときは涼しいところの食べ物食べたくなりますよね??
ということで今回は、函館の老舗レストラン「五島軒」の味を再現したレトルトカレーを食べてみました。
いただいたのは、五島軒の「函館カレー 中辛」!!
「五島軒」というお店は、明治12年に創業した北海道で最も歴史の長い西洋料理レストランなんだそうです。
ということは、もう140年以上前からやってんだって!
▲歴史を振り返る公式動画とかもあるんですけどwww
昭和10年(1934年)から現在の場所に建っている本店の建物は、国登録有形文化財になるほどのガチもんなんです!
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— (株)函館五島軒 (@gotokenhanbai) September 17, 2019
レストラン内観の様子からもすげえ歴史を感じられるぞ。
そんな五島軒のレトルトカレーは、自社工場で製造しているとのこと。
しかも、五島軒で料理人経験のある方が工場長を務めているんだってさ!
それってさ、もう「五島軒」の味そのものってことなんじゃね!?!?
相当期待値上がってますぞい。
レトルトパウチも今まで見た中で一番シャレとる。
早速食べてみますとね、、、
欧風カレーとかいうわけでもなく「THE 家カレー」って感じなんです。
おいしいのはおいしいんですけど、そこまで特徴がない味なんすよ。
強いて言えば、
けっこう具が入ってて、
スプーンの轍が残るほどの粘度高めのカレールー。
それくらいなもんでしょうかね……
とか思ってたら、もうひと展開待ってたんす。
そう。「THE 家カレー」が口の中から消えた後に、じんわりうまみを感じるんです。
あぁ、これが長い歴史のなせるわざかな……
巻之助「父上、五島軒に行きませう!あのお店で食べたケヱキという食べ物がいたく気に入ってしまったのです!行きませう、五島軒!」
巻之助「やつた、やつた、五島軒だ!」
(「ロシア料理とパンの店」五島軒が1879年に開業)
【大正14年(1925年)頃】
巻之助「やっぱり五島軒の料理は美味しい。
五島軒で初めてカレイを食べてみたけど美味いなあ。どうだ巻太郎??」
(大正時代に五島軒二代目・若山徳次郎が「カレーレシピ」を完成させる)
【昭和18年(1943年)頃】
巻雄「父上がよく食べてらしいけど、勝つまではきっと食べられないだろうな、、、、『カレー』食ってみてええええ」
(1941〜1945年の間、食糧統制のため各メーカーともカレーの製造・販売は中止)
【昭和43(1968年)頃】
巻彦「父親がずっと戦時中カレーに憧れてたらしくて、その反動なのか毎週我が家はカレーなんですよ!」
巻彦「あ、そういえばまく子さん、レトルトカレーってご存知ですか??お湯の中で温めるだけでカレーができるものがあるんですよ! 今度うちで作ってあげますね!」
【令和2年(2020年)】
まくお「五島軒? 函館で明治からやってるお店?」
「うまみのフェーズがやってきたゾおおおい!!」
このカレーがね、ワイを5世代前まで遡らせるんや。
そんくらい長い歴史を感じられんのよ。
だからみなさんもね、ぜひこのカレー食べてみて、
▲「五島軒」には他にも函館らしいカレーが多数あるみたいぞ。
▲こちらは、脂の質がよいSPFポークを使用した「究極の函館カレー」。
《参考》
- 五島軒「五島軒函館カレー【中辛・ポークカレー】」の商品情報ページ
- はこなび「カレー・洋菓子お取り寄せ 五島軒」
- ハウス食品株式会社「カレーの日本史 大正・昭和初期」
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