エモエモ探検隊

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【池井戸潤の原作 × ドラマ『半沢直樹』の監督】映画『七つの会議』では、香川照之ちんの泣き顔見れるぞい!

まいど、慶應ニートでやらさせてもらってます、けむにまくおです。 

 

最近、TBSドラマ『半沢直樹』シーズン2が話題ですね!

毎週Twitterに上がってくる顔芸ネタで大いに楽しませていただいております(テレビないのでドラマ自体は追えてないけど)。

 

そんななか、アマゾンプライムをあさっていると、気になる映画を発見しまして。

それというのが、池井戸潤の小説を映画化した『七つの会議』(2019年公開)。

これ、ドラマ『半沢直樹』の演出を務めた福澤克雄氏が監督している作品なんです。

 

これ見て思ったんすけど、、、この映画「半沢」ファンは必見やんけ笑、と。

 

 

あらすじ

あらすじはこんな感じですかね。

 

舞台は中堅電機メーカーの「東京建電」。

鬼の営業部長・北川香川照之)は「結果が全て」の方針で、営業部内を統率していた。

その日も北川の怒号が響き、定例会議はピリついている。

そんななか、1人の男のあくびによって会議室の空気は凍りついてしまうのだった。

全員のその視線の先には、万年係長の八角(やすみ) (通称「ハッカク」、野村萬斎が演じている)の居眠りしている姿があった——。

 

その後ある日突然、営業部内でパワハラ騒動が起こったのである。

ぐうたら社員のハッカクを叱責した営業部一課長・坂戸片岡愛之助)を、ハッカク自身が訴えたのだ。

あまりに馬鹿げた訴えだと周りは誰もが思っていたが、その訴えはなぜか受理されてしまい、坂戸は異動させられてしまった。

 

それからというもの、ハッカクに関係した者が相次いで左遷されていく——。

 

「東京建電」の不可解な人事の裏で何が起こっているのだろうか……。

そして、元々優秀な社員であったハッカクに昔何があったのだろうか……。

 

といった感じの、サスペンスみあふれる映画なんすよ。

 


▲予告編はこちら。

最近短い尺の動画に慣れちまったワイでも、この映画食い気味で楽しめちゃいましたよ。

 

というのもね、この映画は絶対半沢直樹』ファンを意識して作られてんすよ!!

ワイも「半沢」のシーズン1は見てたので、もう終始釘付け。

そのポイントを2つ挙げさせてくださいな。

 

 

半沢ファンがニヤついちゃうキャスティング

まず、この映画ではドラマ『半沢直樹』の演出家が監督を務めていることもあってか「半沢」に出ていた演者が数多く出演してるんですよ!

主要な方だと、及川光博片岡愛之助、そして香川照之ちんが出ているんです!!

 

でもね、この映画の中では「半沢」のときとキャラクター像が違うんですよ!!

半沢をスマートにサポートしてくれる渡真利(とまり) を演じていた及川氏は、この映画のなかでは北川部長からのプレッシャーに耐えられず会議中に思わず吐いてしまうような万年二番手の課長を演じてるんです。

 

さらに半沢にねちっこく嫌がらせをしてくる金融庁黒崎を演じていた片岡氏は、この映画では左遷されてしまい憔悴しきった顔なんかを見せてくれる

 

 

そして半沢の宿敵で「東京中央銀行では絶対的な立場にいる大和田を演じていた香川照之ちん!

「東京建電」という会社のなかでは実質No.2であって、部下を怒鳴る姿なんかはとっても迫力があるんですぞい。

しかし、それは中堅電機メーカー「東京建電」のなかでの話。

親会社「ゼノックス」の常務・梨田(鹿賀丈史)の前なんかではヘコヘコしとんのよ!!

他にも、経理部長から追及を受けたり同期のハッカクからドーナツを差し入れてもらったりとか。

大和田だったらこんなシーンはありえないよね。

 

 

このように、この『七つの会議』では『半沢直樹』とキャスティングをカブせておきながら「半沢」のなかとは違うキャラクターを演じさせてるんすよ!!

その役柄のギャップにずっとニヤニヤしていましたわ。

 

特に、北川部長(香川照之)が梨田常務(鹿賀丈史)に文字通りパシリに遣わされるシーンは必見ですぞ!!

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もうこのシーンだけで、この映画を観る価値あるわな笑

 

 

顔芸に次ぐ顔芸

そしてこの映画のポイントは、何と言っても顔芸の応酬。これなんですよね。

 

営業部を目の敵にして、営業部のアラ探しをする経理部の面々なんかも、やらしい表情しているんすわ!!

こういったたくらみ顔の人物が2時間の中で、打ち砕かれてうろたえたりするもんですから、、、もう顔芸のダイジェストかと笑

 

 

でもね、やっぱりここでも照之ちんよな!!

野村萬斎氏が「鉄板焼きのアワビのよう」だと例えた照之ちんの表情筋*1には大注目よ!

 

そして前述したように、この作品では部下を怒鳴るだけじゃなくて、上役にへつらう様子他の社員と言い合いで狼狽する場面などがある照之ちん。

コロコロ変わるその表情に、ワイは片時も目が離せんのよ!!

「半沢」内での大和田常務を知っているから、余計に面白いんかもしれませんな。

 

 

 

 

さらに終盤にはなんと、

照之ちんの泣いてる顔まで拝めちゃうぞい!!

 

 

 

 

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誰や、照之ちん泣かしたのはぁ!?!?

 

 

 

 

 

 

ということで『半沢直樹』を観ている人に、この『七つの会議』観て欲しいっすね。

他にも、映画のなかで「東京中央銀行という文字が出てきたり、逆に「半沢」のドラマの中で「ゼノックス」の製品が出てきたりと、小ネタもけっこうあるみたいやで。

 

半沢直樹』シーズン2のドラマをやっている今のうちに、この映画も是非観てみてはいかがでしょうか??

2020年8月25日現在、アマゾンプライムで観れるようになってますぞい!


Amazonの『七つの会議』のページへのリンクでーす。 

 

▲もちろん、DVDとBlu-rayも出ていますぞ。 

 

 

《参考》

 

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