まいど、慶應卒ニートでやらさせてもらってます、けむにまくおです。
コロナが取り沙汰されるようになり、なるべく外食を控えるようになったワイであります。
特にラーメンなんかはなかなか食べられないんですよね。
しかし、九州生まれのワイなんかは豚骨スープ摂取しない期間が長く続くと、生きた心地がしないんですよぅ!
さて、そんなワイ今回はこんな珍しい豚骨ラーメンを食べてみました。
それがキヨトクの「『豚そば 月や』 クリア豚骨ラーメン 3食入」というものです!
こちらは九州一の歓楽街・中洲の行列店「豚そば 月や」の味が通販でも食べられるように商品化されたものなんですよ。
で、これの1番の特徴は、やはり豚骨ラーメンなのにスープが透き通っているということ!
こんなん見たことありますぅ!? 九州出身のワイでも初めてお目にかかる代物ですわ!
こういう透き通ったスープのことを「清湯スープ」と言うようです。
沸騰しないくらいの温度で長時間煮込むことで、こんなクリアなスープになる*1みたいですよ!(強火でガンガン煮込むとおなじみの白濁した「白湯スープ」になるらしいで)
▲「中華そば」で検索して出てきた画像。
ちなみに、戦後中国から引き揚げてきた日本人が作っていた「中華そば」は、ほとんどが清湯スープだった*2とのこと。
しかしある日、福岡の「久留米」のある中華そば屋の店主が火加減を間違えたことで、偶然生まれたのが白濁した豚骨ラーメンだったんだそうです。
だとすると、この清湯スープって斬新だなと思ってたけど、実は豚骨ラーメンの原型に近いのかもしれませんな!
ま、いずれにせよどんな味なんやろか!?
箱には3人前用の麺とスープ、そして味変用のかぼす果汁(!)が入っています。
麺の茹で時間は1分半で、スープは茹で汁とは別に作るタイプです。
早速スープを開けてみると、すでにいつもの豚骨とは色合いが違っていますね!
セットに具材は付いてないので、各自でトッピングしたら出来上がりです。
▲パッケージの写真に倣って、豚バラ肉だけトッピング。
何でしょうかこの見通しの良さは?
スープに沈む麺の影が見えるくらい、かなり透き通ってますよこれ。
ホントに豚骨なのかよォ!?
早速ひとくちいただいてみますと、これが不思議なスープなんです。
たしかにこのうまみは豚骨なのよ。
九州人がホッとするようなしっかりとしたコクがあるんです。
なのに、いつものようなしつこさや豚の臭みみたいなのがなくて、何だかすっきりしている。
そうめんみたいな細麺と相まって、もうスルスルッといただけちゃうのよ!!
豚骨なのに重くない。
なるほど! 散々飲み食いした中洲の呑んべえたちにもやさしいラーメンだ。
そして、かぼす果汁を足すとさらにすっきり。
かぼすの酸味も意外にラーメンとマッチするんですね。
飲み食いしたもの全てをチャラにしてくれそうな爽やかさや!
豚骨スープだけどこれは最後まで飲み干せそうな勢いやで(塩分量はそれなりにあるのでご注意ください)。
これ〆に最適やね!
飲んだ後にこのラーメンを夜食にすする……
めっちゃ最高の家飲みになる気がするわ!
なかなかお店に食べに行けないいま、こんな珍しい1杯はいかがでしょう。
ショップによっては2箱で送料無料になるみたいですな。
《商品情報》
「豚そば 月や クリア豚骨ラーメン」
- 販売者:株式会社キヨトク
- 製造者:[麺]株式会社みろくや秀麺工房
[スープ]一番食品株式会社
[かぼす果汁]富士甚醤油株式会社 - 内容量:420.6g[麺 270g(90g ×3袋)、スープ 135g(45g ×3袋)、かぼす果汁 15.6g(5.2g ×3袋)]
- 賞味期限:製造日より90日
- 栄養成分(1食[140.2gあたり]):
エネルギー 409kcal、たんぱく質 14.5g、脂質 11.2g、炭水化物 62.5g、食塩相当量 6.3g
《参考》
- 株式会社大砲「⒉『清湯系』と『白湯系』」
- キヨトクの「『豚そば 月や』 クリア豚骨ラーメン 3食入」の商品情報ページ
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*1:キヨトクの「『豚そば 月や』 クリア豚骨ラーメン 3食入」の商品情報ページを参照。
*2:株式会社大砲「⒉『清湯系』と『白湯系』」を参照。