【山梨名物】コシ強強麺「吉田のうどん」食べてみた
まいど、慶應卒ニートでやらさせてもらってます、けむにまくおです。
九州のバリカタ文化圏で育ったものですから、麺にはコシの強さを求めちゃうんですよ。
それはラーメンだけじゃなく、蕎麦にもパスタにもうどんにも!
これだけは曲げられないんですよねェ……まさにバリカタのようにね!
さて、そんなワイ今回はこんなバリカタ麺を食べてみました。
それがワタショクの「吉田のうどん」(二人前・つゆ付)というものです。
こちらは山梨県富士吉田市の郷土料理「吉田のうどん」の生麺タイプのもの。
「吉田のうどん」というのはとにかく麺が硬くてコシが強いのが特徴みたいなんです。
先日『所さん お届けモノです!』でも顎が疲れるくらい硬いと紹介されており、気になっていたんですよね。
ちなみに「吉田のうどん」が硬いのは富士吉田の歴史と関係がある*1ようですよ。
昭和初期の富士吉田市は繊維業が中心産業で、女性がその重要な担い手だったみたいです。
そのため、なるべく機械を止めないように、また女性の手が荒れないように、男性が昼食にうどんを作っていたとのこと。
男性によって力強く練られていたため硬くコシのあるうどんになったんですって。
実際にこの麺の厚さも3mmほどあり、細い餅みたいな見た目になっちゃってます。
スーパーで買った乾麺タイプのうどんを横に並べると、その太さは歴然。
これはめちゃくちゃ硬そうですな!
麺は8分茹でで、つゆは水で薄めて煮立たせるタイプ。
今回は肉や野菜もトッピングしてみました。
ちなみに、吉田のうどんには茹でキャベツ入りなのが一般的みたいです。
早速食べてみてまず驚くのはその麺のぶっ太さなんですよ。
1本1本が重いので、すするというより箸でせっせと麺を口に運んでいく感じ。
そしてやはり今まで食べたうどんの中で一番のコシ!
同じく山梨の「ほうとう」にも似てるんですが、それよりエッジがきいてて芯がありますな。
たしかにこれは顎が疲れ得る!
噛み応え食べ応えがハンパないわ。
ちなみにつゆに味噌が使われていたりするのも「吉田のうどん」の特徴みたいです。
ちょっと甘めでコクのあるつゆとキャベツが合わさると多少鍋っぽさもあります。
この寒い季節にこそぴったりなうどんだなと思いました。
▲こちらは『所さん お届けモノです!』にて紹介されていた吉田のうどん。「顎砕き」。
他にもご当地の食べ物レビューしてまーす。
《商品情報》
吉田のうどん
- 製造者:株式会社ワタショク
- 内容量:298g(めん260g、つゆ38g)
- 賞味期限(参考):2021年12月4日に購入したもので2022年1月16日まで
- 栄養成分(1食[149g]当たり):
エネルギー 406.5kcal、たんぱく質 9.4g、脂質 1.8g、炭水化物 83.9g、食塩相当量 6.2g
《参考》
- 一般財団法人 ふじよしだ観光振興サービス「日本一硬い!?富士吉田名物・吉田のうどん特集」
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*1:一般財団法人 ふじよしだ観光振興サービス「日本一硬い!?富士吉田名物・吉田のうどん特集」を参照。