【ツイッター上でいま話題!】柳田国男もタピオカ食べてた
今回は、柳田国男(1875~1962)がタピオカを食べていた、という話題のツイートについて取り上げたいと思います!
戦前からタピオカが食べられていたという事実に驚きです!
きっかけになったのが、7月31日の「本ノ猪」さんによる以下のツイートです。
友人に「柳田国男はタピオカを食べていた」と聞いたので、調べてみたら本当にそうだった。
— 本ノ猪 (@honnoinosisi555) July 31, 2019
「たとへば私の家の朝飯には、折としてタピオカを食ふことがある。」(柳田国男『民間傳承論』現代史學大系第七巻、共立社、1934、P76) pic.twitter.com/QUgB20Rv1H
2019年8月13日現在の時点で、約1.2万リツイート、2万いいねがついている反響ぶりです!
柳田国男*1は、日本民俗学を確立したとして超有名な学者です。
フィールドワークを重視した柳田は、色んな地域に分け入り数多くの著作を残しました。
↑ くにおの「妖怪まとめてみた」
↑ これ個人的に興味あります。面白そう。
「タピオカ」という言葉は、1934年出版の『民間伝承論』の中に登場します。
この本の中で、時折朝食にタピオカを食べていた旨を柳田は書いているのです!
「本ノ猪」さんの写真を見ると、タピオカは「粥」だと説明されているようです。
現在私たちが知っているタピオカの食べ方とは違うのかもしれませんね。
ちなみに、タピオカミルクティーは1987年の「春水堂」発祥とされています。
↓「春水堂」についての記事はこちらから!
では、その当時のタピオカは茶碗に入れて食べられていたのでしょうか?
メザシやたくあんと一緒に食卓に並べられていたのでしょうか?
まさか味付けは醤油だったのでしょうか?
妄想が止まりません嬉
「柳田国男がタピオカを食べていた」という衝撃から色んなことを思ってしまいます。
「昔はどのようにタピオカを食べていたのか」、 「いつからタピオカは日本にあったのか」、「なぜ日本にタピオカが入ってきたのか」など疑問が噴出するばかりです。
タピオカについて、まだまだ調べ甲斐がありそうです!
みなさんは、これからタピオカドリンクを飲むとき柳田国男の顔を思い浮かべてみてくださいね!
↑ 地方での暮らしに興味がある方、チェックしてみてください!
《参考》
*1:「柳田」は、「やなぎだ」ではなく、「やなぎた」です。タピオカの「た」と覚えればもう間違えません‼︎